けいゆうのブログ

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私がうつになるまで 4

 

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カラオケにおける君が代の是非

今日は友人とカラオケに行ってきた。

4回ほど90点台を出した。天才かもしれない。

 

ところでみなさんはカラオケで君が代を入れるだろうか。

普通はまず入れないが、君が代はある特定の場面で活躍する。

 

人とカラオケに行くと最初が入れづらいということがある。

先に歌うのは申し訳ないような恥ずかしいような感じがするし、相手に譲っても譲られるしといった有様でなかなか始まらない。

そんなときに君が代を入れるわけだ。 

 

みんな確実に知っているので一緒に歌ってくれる可能性が高い。

真面目くさっているので場の空気も和らぐし後に続きやすい。

いわば誘い水である。

なんと素晴らしいのだろう。

 

君が代万歳!起立!国歌斉唱!

ちなみに私は絶対やらない。

 

発症

着席してください。

それでは続きを話そう。

 

元担任への罪悪感が募り始めたところまでお話ししたが、それは止まらなかった。

どんどんと肥大していった。

 

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実は私は、それ以外にも不安を抱えていた。

私は仮面浪人していることを、ある1人を除いて友人に隠していた。

 

1年目には、受かったら驚かせてやろうという気持ちもあった。

だがそれは1年目だけのことである。

 

1年目から2年目まで通して存在した思いは、憐れまれたくないというものだった。

現役で合格したボイルドに聞かれて応援を受けることになるのも嫌だった。

また他に、仮面浪人を否定している友人もいた。

 

そういった理由から秘密にしていたのだが、3月に噂が立った。

模試と本番の試験で、私の姿を後輩に見られていたのだ。

ボイルドと他の友人にも質問されたが、私は嘘をついた。

 

その嘘をついているという罪の意識が、担任に対する罪悪感の深まりによって膨らみ、合わさって私を苛むようになった。

塾の周りで友人や後輩に会わないかいつも心配していた。

最初は歩きながら周囲を落ち着きなく見回していた。

いつしか、視線が合わないよう目を落として歩を進めるようになった。

 

ある夜、私は不意に泣き出してしまった。

涙が止まらなかった。

濡れたちり紙が何重にも重なっていった。

私は何をしているのか、なんと愚かなんだろう、そう考えていた。

そうした夜が長く続いた。

 

さらに私を怯えさせることがあった。

後輩が私の塾にやってきたのだ。

 

私は2浪であり、他の生徒たちはほぼ1浪だ。

私の母校出身の生徒も近くにいたが、仮面2浪を知られたくなかったし、私の後輩の耳に私のことが入るのも嫌だった。

だから周囲とは何も話さず、関係を持たなかった。

 

母校出身の生徒の中に私の知り合いはおらず、入塾当初は安心していた。

だがある朝、聞き覚えのある声がした。

ふと振り返ると、後輩が彼らと話していた。

驚愕してすぐに目をそらし、トイレに向かった。

おそらく向こうも気付いていた。

 

彼は近くの他の塾に通っていたのだが、どうやらこちらの授業に潜りにきたらしい。

私は絶望しながらも授業開始直前に教室に戻り、その1コマをやり過ごした。

この後もいるつもりだったらどうしようと思ったが、彼は帰っていった。

だが、来週も来るようなことを言っていた。

私はどん底に落とされた気分だった。

 

それからその曜日は授業開始直前に来て、なるべく後ろを振り向かないようにした。

無駄な努力とわかっていても、それでも嫌だった。

 

私は自分の心がすり減って行くのをはっきりと自覚するようになった。

あるときふと思い立って、ネットのうつ病診断をやってみた。

10点以上で危ないとのことだった。

私は21点だった。

重症、と出ていた。

 

今日はこの辺で終わろう。

それでは。

以上をもちまして閉会とさせていただきます。