はじめに
こんにちは。
「メンサ会員らしく久々にIQの記事でも書くか!」と思い立ち、先日から執筆を試みていたわけなんですが……。
長くて小難しい文章を書こうとすると、どうも論文の調子になってしまうのです。
全ての場合においてそうなのか?
前後のつながりが弱くないか?
根拠が希薄じゃないか?
文献の提示が必要ではないか?
ただの憶測になってないか?
こんなことばかり考えてしまい一向に進みません。
なので自戒を込めてこういう記事を書くことにしました。
論文とブログ
一口に論文と言っても分野によって作法が異なりますが、まずは辞書的な定義から入りましょう。
個別のタイトル,著者名の明示によって識別される著作物.「記事」が事実の報告や解説を指すのに対して,特定の問題を分析し,論じていることが多い.学術的な研究成果のみを対象とするわけではないが,その典型例は学術雑誌の原著論文や学位論文である.論文とみなされるには,どのような主題かということよりも,構成や論じ方,形式や長さなどに一定の要件が求められる.
出典:論文とは - コトバンク
図書館情報学用語辞典第5版の解説です。
ここで大事なのは『構成や論じ方,形式や長さなどに一定の要件が求められる』という部分です。
論文が何かを知るにはこちらのページも役立ちます。
東郷雄二『文科系必修研究生活術』の引用です。
東郷先生は「論文が何でないか」を考えることで論文というものの輪郭を浮かび上がらせています。
曰く、
(1)論文はエッセー・随筆ではない
(2)論文はひとりよがりの文章ではない
(3)論文は読書感想文ではない
(4)論文は芸術作品ではない
(5)論文は先行研究のまとめではない
とのことです。
さて、みなさんはブログを開設したとき、運営からブログの要件について定義を与えられたでしょうか?
あるいは、随筆や読書感想文を書いてはいけないと通達されたでしょうか。
そんなことはないですよね。
この記事に記載があるような倫理にもとることを除けば、基本ブログは自由です。
あるのは「おすすめ」や「ヒント」だけ。
「いかがでしたか?」で終わる必要もないわけです。
終わりに
何が言いたいのかよくわからなくなりましたが、このくらいでいいでしょう!
上記のページにも『あなた自身のために書き残すことが大切』とあります。
まずは書いて世に出してみましょう。
気に入らなければ後からいくらでも直せます。
……と言い切りたいところですが取り返しがつきにくいものが一点あります。
記事のカスタムURLです。
これを公開後に変更すると記事が行方不明になったりとデメリットが多いです。
できることなら事前にわかりやすいURLを設定しておきましょう。
ただ、これも「おすすめ」でしかありません。
あまりお気になさらず。
それでは、節度を保って楽しいブログライフを!